Entry: main  << >>

Brahms String Quintet Op.88 & Johann Strauss II Rosen aus dem Süden op.388

前の記事(http://reicahier.jugem.jp/?eid=75 ↓リンク)で、

R Schumann op54と、Johann Strauss II Kaiser-Walzer op.437 

 

の話をしたので、きょうもチョイ遊び記事。

 

遊び記事と言っても、深く掘り下げればそれなりに意外な広がり深まりはありうるかもしれない。

がちょっと忙しいので話の端緒だけ。書いておかないと思いついたことすら忘れてしまう年齢だから。。。

 

 

 

ヨハンシュトラウス2世「南国の薔薇」

 

これはFB友である 若手の超有望女性ヴァイオリニスト高木凛々子さん(第一回バルトーク国際ヴァイオリンコンクール第2位入賞者!)と、パパの敏行さん、また奥様とご友人のコントラバス奏者様とで演奏された、息の合った貴重な録画ですが、素晴らしい演奏なので許可を得まして掲載させていただきました。

 

凛々子さんは若手の非常に有望なヴァイオリニストで、その音楽性も人間性も、一言で言って「神様に愛されている」、これ以上なくナチュラル(素直)かつ表現力豊かな演奏家さんです。

パパの高木敏行さんも読売日響の団員であられる他、非常に良い構図の写真をお撮りになるなど多才な方、同団員の奥様(凛々子さんのお母様)井上雅美さんも、凛々子さんと姉妹?と思うほどの若々しさをいつも保たれている女性ヴァイオリニストで、パパ同様音楽性も愛情・情感も豊か、そして語学力もすばらしい東京芸術大学ご出身の才媛でおられます。

 

動画として貼り付けできませんでしたので、画像リンクします♪

 

ヨハンシュトラウス二世 南国の薔薇 高木凛々子さん、井上雅美さん、高木敏行さん、他演奏、福山音楽祭

https://yt2fb.com/video/2-324/?fbclid=IwAR0R8D2P19qdj37ZJatG8NgkZu0TwRbNppNxXgr1kNh48SBQo0TZYACg3LM

 

Johann Strauss II Rosen aus dem Süden op.388

 

 

さて、これがオーケストラでなく、ワルツの軽やかさをいかしつつも室内楽ならではの滋味・シブ味も感じさせてくれる、じつに息の合った弦楽合奏SQで演奏されたことも、大きく手伝って、不思議な発見をした。

出だしがそっくりなのが、大好きなブラームス Sクインテット op.88冒頭であったから。

 

Brahms String Quintet Op.88

 

冒頭を聞いてすぐに来た安易な直感、とおもいきや、しかしよく聞いてみると音楽を通底する何かごと掬い上げ、あちこちで触発されているのを感じる。。

 

例を挙げると——例を挙げたところ以外には感じられない、というわけではないのだが! 苦笑)——、特に

たとえば (主旋律線のみならず、これと中低音部との絡合・複数声部のもつれ方,低音部の刻み方 などなどにもヒントがあろう。このことを追う時、むしろリズム・拍子は忘れた方がいい)

 

(※ timeは、南国の薔薇 op.388 のほうです)

 

0:57-1:18 / 4:46-4:56 / 5:20-5:26 / ★6:04-6:12 / ★6:44-終了

 

 

Schumann(op.54)-Johann Strauss II(Kaiser-Walzer op.437) のときもだったが(年齢からして、この場合見当がつきやすかった)、どちらが先に作曲されたのか調べてみると

 

Brahms String Quintet Op.88の作曲が、November/December 1882。

Johann Strauss II Rosen aus dem Süden op.388の作曲は、Octover/1880。

 

というわけで!、今回は、逆にブラームス(ロマン派側)が拝借した側ということになった。

 

そういえばブラームスはヨハンシュトラウスの音楽性を理想的と褒めていたというし、こういう結果に特段不思議はない。

正直なことにブラームスは移調もしていない...。

 

それにしてもウィーンの はやり曲(とはいえ背後は暗い世紀末であり、しかもこうした一見華やいだ曲をユダヤ人が書いているのである)と、薫香にみちたドイツ主流音楽が、ロマン派爛熟期/後期〜調性拡張期において、ともに影響しあっていたというのは興味深い。ジャックカローやホフマンなどの幻想的芸術家・文学者も含めロマン派精神としても掘り下げるべきことがたくさんある。

 

ロマン派の勃興期、ベートーヴェンやシューベルトの時代にも、Jシュトラウス父が、苦心惨憺たるクラシック音楽の中心よりもむしろ華々しく活躍していた。

 

ところで、これを踏まえたうえで、Brahms op88に関しては、私自身もう少し聞き込んだ方がよいだろう。

たとえJohann Strauss IIからのインスピレーション頂戴乃至トレース(いささかの拝借)があっても、そこで終わる彼ではない。いつもしつこく追っては断片的にでも書いているように、シューマンやメンデルスゾーン、シューベルト、ベートーヴェンらと、全体の音楽性や具体的(表徴的)な旋律の運びがつながっておらぬわけがないし、サンサーンス、フォレやワーグナーなど彼と同時代の他の作曲家との相互関係もいろいろあるはずである。もちろん後世への影響も。

 

ブラームスの音楽・室内楽はベートーヴェンやシューベルトやシューマンなしにはありえないが(このことは、ヤンソンスのニューイヤー記事でも書いたが、じつはヨハンシュトラウス2世とその兄弟にも、ドイツ音楽・文学・文化のウィーンワルツとしての吸収という形で当てはまるわけだが...そうしてマーラーやチャイコフスキーの得たインスピレーション・音楽性にもつながっていく)、ブラームスの他への影響力もはかりしれないのであるから。

 

このあたりは後日時間のある時、取り組んでみよう。

 

 

| Rei八ヶ岳高原2 | 14:03 | comments(0) | trackbacks(0) | twitter-reiのHOME | - | - |
Comment








Trackback

Calendar

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

当BLOGの目次

-------▼「目次」------

目次誘導
電子出版予定 コピー禁止
メモ書き記事では、かならずしも論証例示は多くなし
ReiのMain Photo blogへ誘導LINK

Profile


Rei

soundcloud

Reiのtwitter-HOME

Archives

Category

Favourite

Reiko Suzuki

バナーを作成

Search

Link

Feed

Others

-Powered by Jugem-

Mobile

qrcode

Recommend