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RSch,LvB&Mahler(JeanPaul,JCallot)-1

2017 11/5日前後のTWから

 

シューマンとベートーヴェンとマーラー(おそらくジャン・パウル、ジャック・カローらをめぐる)その1

 

 

 

謝肉祭 道化 ————「幻想的絵画」(Phantasiebilder)

 

ジャック・カロー(Jaques Callot)的なものが、聴いてる間ぢゅう飛蚊症のように飛ぶよなあ…

 

M Jansons's New Year Concert(ヨハンシュトラウスをやりながらつねにマーラーとそれへの歴史、その周辺等々を感じさせる)でもそうだったが…

 

Jean Paulだなあー。 しかし分裂気質だなあ。。。Chopinだったら絶対こうはやらない、という所だらけ。

 

 

さっき昔の自分の「くせ」にちょっと似た女流ピアニストのop16 Kreisleriana!を聞いていたら、ある部分が謝肉祭コーダなのに気づいた。今頃!

 

自分で弾いていた時代にはこんなことさえ気づかなかった。 そして次の章はグランドソナタに通じているのだ。

こんな単純なことも気づかず全く別の問題にのめり込んで弾いていた...

 

今は、Kreisleriana op16とNovelletten op21の近さも痛感する。

 

だいたいがクライスレリアーナが8章(と、連動した2章)から遡行的、逆算的に(それが意志的-自覚的なものか潜在意識-無意識的なものかの判定は、シューマン自身にもまして他者にも十分に出来はしないのではないだろうか)できている。

そのことも、弾くことからだいぶ離れてから痛感した。

 

ノヴェレッテは穿孔性(verticalな志向性)よりhorizontalな側面をより濃厚に演奏しうる謝肉祭、ダヴィド同盟系の全体に陽気な曲調と思われるが、それだけでなかった訳だ。

フモレスケ以降の典型的なものの内包もある。

 

そしてノヴェレッテの7,8章となると超有名なあのショパンノクターン的な世界にユーモアというより諧謔自嘲を兼ねた世界に至るが、これは別の角度から言ってみれば「英雄(エロイカ)」-「クロイツェルソナタ」的なもの、のR Schumannらしい消化だ。

 

ここには Scriabin's sound pattern スクリャービン音型の予兆もあり、すなわち Erioca-Kreutzer Sonata 的な何者かが引きずられた第二次産業革命的退嬰世界(Mahler Titan)に至る訳だ。

 

Robert Schumann - Faschingsschwank aus Wien - Composer: Robert Schumann (8 June 1810 -- 29 July 1856) -… YOUTUBE.COM

 

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補記

2017 11/23日前後のFBから

 

ウィーンの謝肉祭の道化 Faschingsschwank aus Wien Op26

 

やっぱりこれを聞いてもシューマンは孤独で、たった一人の錯綜する世界を構築しようとしている。誰にも到達でき(て)ない。
この時期からすでに「暁の歌 Gesänge der Frühe」op133 が内包されている。

 

シューマンの人間観・内面観・身体観の自己矛盾に由来するどうしようもなさ。狂おしさ。

この未到、こそが究極のロマンティシズムでなくして何か。「わが憧れと苦悩」

存在論的な、絶対的未解決性である。イデオロギーなしの。

 

 

| Rei八ヶ岳高原2 | 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) | twitter-reiのHOME | - | - |
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