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フランチェスコ・グァルディ 身体としての風景——奥行きと厚み

メルロ゠ポンティbot‏ 


「セザンヌは生涯奥行を追求し続けた」とジャコメッティが言っているしドローネーは「奥行は新しい霊感だ」と言う。ルネサンスの様々な「解決」の後四世紀、デカルト以後三世紀になるが、奥行は常に新しい。そしてそれは人々が「一生に一度」ではなく、一生涯求め続けることを要求する。『眼と精神』

 

何故、奥行は常に新しく、一生涯求め続けることを要求されるのか...。

それは、奥行きが私の身体であり、私という意識と身体だからに他ならない。

 

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アトモスフェールの蘇生とは、

主体がそれとどう関わり巻き込まれたのかの告白や

半ば無意志的な状況論的身体性という形姿での

ロマンティシズムの暴露を、伴わわずにはいられない...

 

場所としての風景が<身体>である——

 

 

グァルディ。


風景画に "詩性” が誕生したといわれる所為。

 

 

※ 詩情がある という理解、とは何か (暗示性とは何か)

 

師(カナレット)との差異——風景を身体から切り離さない。むしろ身体自身を彷彿させるポテンシャリティの示唆と

鑑賞者との間でのこれの共有を果たす——厚みと奥行き としての 《身体性の歯痒い覚醒》をタブローの上に成就する

 

https://artoftheworld.jp/hermitage-museum/515/

 

http://free-artworks.gatag.net/tag/廃墟-古跡

 

 

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詩性の秘鑰をにぎる「厚み」について記したので、追記しておこう...

 

今年の春開催され、人気を呼んでいたミュシャ展。

この呼びかけがSNSでも盛んにおこなわれていた。ツイッターではこのような感想(主催者側?)のツイートが...

 

@mucha2017 は想像を超越してました。
ミュシャが今生きていたら、世界一のAdobe Illustrator使いになっていたに違いない!と思ったのでした。人呼んで、レイヤーの魔術師。

 

近代の獲得した実性(虚構性にたいする実構性?)と 機能性 ——ものの厚みについて。

 

私もオリエンタリズムの洗礼以降(シャヴァンヌ〜ラファエル前派以降)は発想がレイヤー(「平面的に」重層的・再-古典的・レリーフ的)世界であるなあというのは数年前から思っていた。そしてレイヤーとは、あえていうなら 聖性である。
ただその聖性は、ルネッサンス以前の彫像的レイヤーからクロードロランorプッサン的な構成的(構造的構築的——実構的)レイヤーに至る迄より 技法が精緻になっていると同時に、「質が落ちている」(退嬰)。

 

イラストレーションや漫画の技法に近づく のだけれど...。

 

やはりものの厚みの描写の不足、厚みにたいする迫真性の(半ば意図的な)衰萎に起因する。

 

他方で ボケみ(スフマート?)の工夫とスキルは非常に高度かつ凝ったものになっていると思えるが...

がそれもまた、ものの厚みを減衰させる方向に、意図的に寄与させられている気もする。

 

こうした傾向はもちろん、オリエンタリズムの勃興——シャセリオー(→シャヴァンヌ)の系譜 からだろう

 

※ということは、近代人権思想と立憲主義、の精神というのは、実構 なんだな。。。

音楽でいう機能和声 そして厚みを持った

 

 

| Rei八ヶ岳高原2 | 19:55 | comments(0) | trackbacks(0) | twitter-reiのHOME | - | - |
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